英語の話。
帰国まで後わずか3ヶ月。
ついに、ここにきて、まさかの、
有料の英会話教室に通い始めた。
ここ最近は英語の勉強も一切してなかったんやけど、やはり英語を諦めきれんかった。
3ヶ月後には帰国するのに今更学校に通う必要あるんやろうかとめっちゃ悩んだけど、そこで無料のESLに通ってたときのことを思い出した。
そのESLで出会った人は、ビザなして滞在できる3ヶ月間だけ英語を勉強するためにニューヨークに来てた人ばかりやった。
つまり3ヶ月でも学ぶ意味はきっとあるんやと思って、思い切って契約した。
そして授業初日。
ふみころをポンヌフに預けてドキドキしながら学校へ。
しかも初めての個人レッスン。
1時間のレッスンの感想は…
めっちゃ楽しかった。
先生がめっちゃ良かった、プロだった。
私のむちゃくちゃな英語でも意味を汲み取ってくれるし、間違うのが怖いとか恥ずかしいとか一切思わずに発言できた。
授業中、話の流れで
「ワールドトレードセンターまで歩いた」
って言いたかったんやけど、「ワールドトレードセンター」って名前が全然出てこんかったから代わりに「9.11」って言おうとした。
「9.11」
日本語読みすると「きゅうてんいちいち」
もちろん英語で言おうとした。
“I wen to nine てん eleven on foot.”
先生は少しフリーズした後
“ Oh, nine eleven! World Trade Center!”
って理解してくれたんやけど、
今思ったら、”nine てん eleven “の「てん」って思いっきり日本語やん。
もはや”nine ten eleven”って数数えてるだけやん。
それでも理解してくれる先生、ほんまプロやわ。
今日の先生曰く、ボキャブラリーが超大事とのこと。
文法は間違ってても伝わるけど、ボキャブラリーがないと言いたいこと言えないからやって。せやなあ。
今は知人からオススメされた教材で文法の勉強してるんやけど、単語の勉強もしていこ。
ちなみにオススメされた教材はEnglish Grammar in Useってやつ。
説得力ゼロやけどこれ良いと思う。
学校の宿題とこのテキストと単語、残り3ヶ月頑張るでー!
今はモチベーションアゲアゲやでー!
誕生日の話。
先日は私の誕生日だった。
29歳の誕生日だった。
少し前のふみころの誕生日の方がソワソワしてたのは、もういい歳だからなのか、親になって子が第一になったからなのか。
でも誕生日だからと、行きたかった店(パン屋とかカフェ)にとことん行ってきた。
まずはモーニング、ポンヌフの仕事前にチェルシーにあるパン屋さんに行ってきた。
【ELLE gourmet】マンハッタン&ブルックリンの再訪必至ベーカリー|エル・オンライン
この記事で紹介されてて行ってみたかったSULLIVAN STREET BAKERYというところ。
レジ横にあるパンはどれも美味しそうで、どれも強気な値段だった。
でも今日は値段なんて気にしない。誕生日だから。
オレンジが乗ったパイ(5ドル)とコーヒーとオリジナルサンドイッチ(10ドル)をポンヌフとシェアした。
サンドイッチは10ドルもするくせに山根くんなみにひょろっとしてたから写真撮る気さえもおこらなかった。
でもパイもサンドイッチも味はめっちゃ美味しかった。
他の人が注目してたやつがかなり美味しそうで(多分サラダボール的なやつ)、再訪して次はそれを頼もうと思った。
ポンヌフとバイバイして向かうはマディソンスクエアパーク。
ここの公園でふみころを1時間くらい遊ばせた。めっちゃ寒かった。
ふみころ、サンフランシスコの時と違って公園とかでよく動くようになった。よかった。
公園で遊んだ後は近くのChalaitというカフェで美味しいと評判らしい抹茶ラテを頼んだ。
5ドル以上したけど良いのだ。誕生日だから。
注文したときに店員さんに何か言われた。
分からんかったから「ん?」って顔したらもう一回言ってくれた。
それでも1ミリも理解できんかったから「うん。」ってまさかの日本語で返事して乗り切った。
今思えば多分甘くするかしないかの質問やったように思う。
結果甘くない抹茶ラテやった。よかった。
そんな抹茶ラテを片手に、次に向かうはjoe&the juiceっていうカフェ。
なんでも、デンマーク発らしいんやけど、マンハッタン内いたるところにある。
私ここのサンドイッチがめっちゃ好きで、いつもポンヌフとシェアして食べてたけど、この日は丸ごと独り占めしてやろうと思ったのだ。誕生日だから。
1番近くにあったマディソンアベニューにある店舗に行くと、入口が段差。
右手にストローラー、左手に抹茶ラテの私には無理難題やった。
この店舗は諦めてブライアント公園近くの店舗に行くことにした。
ストリートを間違えながらもなんとかたどり着いた。
店員さんがみんな忙しそうにしてて注文を取ってくれる雰囲気じゃなかったからレジの前で大人しく待ってたら、後から来た男の人に「オーダーは済んだのか?」って聞かれたから「ノットイェット」って答えたら抜かされた。まさかの。
その人はレジに店員さんいなかったけど大声で注文してた。
そうか、大人しく待っててもあかんねんな。
なんとか自分の注文も済ましてようやくお目当てのサンドイッチにありつけた。
joe’s clubとかいうやつ。
写真は全然美味しそうちゃうけど、美味しい。
挟むやつがパンじゃなくてサクッとした何かで、美味しい。
でもちょっと油っこいというかなんというか、一人で全部食べたら若干胃もたれした。
その後はホールフーズでサツマイモ買って(ビッグサイズやけど1個2.9ドルもした)、図書館のチルドレンズルームに行った。
ここでもふみころを遊ばせてたらいきなり泣き始めた。
うんこが固くて出にくかったらしい。(お茶飲まんからや
オムツ変えてもう1時間ほど遊ばせて、仕事終わりのポンヌフと合流。
次に向かうはladyM。
めっちゃ高いケーキが売ってる店。
ミルクレープとイチゴのミルフィーユを買った。
2つで17ドル。17ドル。
店内で食べてた人たちのお皿を店の人が下げてたんやけど、ケーキを半分くらい残してるお皿があって、残した人はこの店に何しに来たのか不思議で仕方なかった。
家に戻って、ジムに行ったりふみころをあやしたりして、いよいよバースデーディナー。
(そうや、食べ物のことばっかりや。誕生日だから!)
ポンヌフが作ってくれた。
高くて手が出せなかったサーモンをついに購入して、それを使って料理してくれた。
とても美味しかった。
ふみころを寝かしつけた後はお楽しみのlady
Mのケーキ。
これがミルクレープ。
これがミルフィーユ。
日本で食べるような甘さのケーキやった。もちろん美味しかった。
これがニューヨークで流行るんやったら、こっちを主流にしたらええのに。あのアメリカンな味やめたらええのに。
私「(ケーキの値段)高杉晋太郎やな!」
ポンヌフ「何言ってんの?」
私「高杉晋太郎やんか、高過ぎってことやんか」
ポンヌフ「せめて俺の知ってる人で言うて」
私「何言ってんの、新撰組の高杉晋太郎やんか」
ポンヌフ「高杉晋作な」
高杉晋作の名前も間違ってるし、新撰組の人でもないらしいし…(´・_・`)
29歳の目標は「日本の歴史(全23巻)」を読破することにした。
サンフランシスコの話。part9
最終日後半!
16時過ぎまでホテルのロビーでのほほんと過ごして預けてたスーツケースを持って、いざ最終目的地へ!
スーツケースあるから今回は電車で移動した。
サンフランシスコのエレベーター内もニューヨーク同様めっちゃ臭かったんやけど、ニューヨークと違ったんが、
やたらとトイレの案内があったこと。
写真撮れんかったけど、「ここでオシッコしないで!」っていう掲示もあった。
つまりはエレベーターで用を足す人がめっちゃ多いらしい。
…できることなら浮きたかった。
16ストリートの駅で降りて向かったのはflour+waterというイタリアンレストラン。
なかなか予約が取れないと誰かのブログでみつけたレストラン。
予約席じゃないところもあるらしいからオープン前から店に並んで行くことにした。
17:30オープンで、着いたのは17:10くらい。
月曜やからなのか、1人だけ先に並んでる人おっただけやった。
もちろん無事に席を確保することができた(ただしハイチェアのカウンター席)。
ふみころさんには机にくっつけるタイプの赤ちゃん用の椅子を貸してくれた。
アメリカは高級レストランでも人気レストランでも子供オッケーなところがありがたい。
(福岡いたとき家族で外食しようと17時くらいに店行ったら「17時半オープンなんです」って言われたから、時間まで待っていざ入店しようとしたら「夜はお子様お断りしてるんです」って言われたことあるんやけど、「いやいや最初に言ってやそれ、ふみころ最初からおったやんムキー(心の声)」ってなったことある。「そうですか」って素直に引き下がったけど、文句の一つや二つ言えばよかった。)
さて、悩みに悩んで注文したのが
前菜のマスのなんか(15ドルくらい)と
海の幸系のパスタ(22ドルくらい)。
予約が取れない店とか普段行かんから、それはそれはワクワクしてた。
まず前菜を一口…
「うまい!…塩分!」
次にパスタを一口…
「うまい!…塩分!」
美味しかったんやけど、どちらも塩っぱかった。
水が進むのなんのって。
予約の取れる他の店よりも絶対美味しいんやと思うんやけど、舌の肥えてない私にはあまり理解ができなかった。
さて、残すは帰国のみ。
21時過ぎの便やったから乗る前にふみころをスリングで寝かしたけど、乗ってる最中に何度か起きて、5時間ちょっとのフライトで4回も授乳した。
おっぱいなしで飛行機に乗れる自信がない。
無事にニューヨークの家に着いたんやけど、ふみころめっちゃ嬉しそうやった。
めっちゃ動き回ってた。
そうかそうか、知らん地でストレス溜まってたんやな。
ごめんなあ。
ふみころ、サンフランシスコ各所でめっちゃ泣いてたもんな。
ごめんなあ。
何はともあれ、サンフランシスコ、楽しかった!
おしまい
サンフランシスコの話。part8
ついに最終日。
ゆっくり起きて2回目のフェリービルディングへ。
前に行ったときは週末の昼間やったからめっちゃ賑わってたけど、平日の朝は閉まってる店が多くて人も少なかった。
つまらんから、行くかどうか迷ってたお店に行くことにした。
それがsotto mareってお店で、ここのチョッピーノとかいう海鮮スープが美味いらしい。
夜にイタリアンレストラン行く予定やったから、ここは行かんでもいいかーって話してたんやけど、結果的にサンフランシスコで食べたものの中で1番美味しかった。
でーん。
まさかのテイクアウトでーん。
普段、(値段が高くて)海鮮を食べる機会が少ないから、たっぷりのイカ、エビ、ホタテ、ハマグリ、ムール貝、そしてカニが入ったそのスープにより一層感動した。
ちなみにペンネも入ってた。
3〜4人くらいで食べるとちょうどいい量で付け合わせのパンもついてお値段なんとtax込み48.77ドル。
高かったけどこれは本当食べれてよかった。
チョッピーノに大満足した後は、サンフランシスコでスタバ並みに店舗を構えてるピーツコーヒーというところでアイスコーヒーを飲んだ。
ニューヨークと違って暑いくらいやからアイスコーヒーが美味しい。
その後は、ユニオンスクエアにあるナパバレーワインを取り扱うお店に行った。
私は授乳中やしポンヌフはそこまでワイン好きちゃうけど、せっかくやし1本買って帰ることにした。
そのお店、なんと日本語が通じた。てか店員さんが日本人やった。
日本語の案内もいたるところにあったから
「ここは店主が日本人なんですか?」
って聞いたら
「え?」
って言われて、もう一回
「ここは店主が日本人なんですか?」
って聞いたら
「け、けんしゅ?」
って言われた。
ポンヌフが通訳してくれてようやく通じた。
(経営者も店主もアメリカ人らしい。)
え、ついに日本語まで通じへんくなったんか。
私は誰とコミュニケーション取ったらええんや。
そんなこんなで、おすすめされた1本を購入した。卒乳したら開けよう。楽しみ。
その後はホテルに戻ってロビーでふみころと遊んだりのんびりしたりして過ごした。
多分あと一回続く。
サンフランシスコの話。part7
サンフランシスコ滞在3日目の後半。
この日のメインイベントはゴールデンゲートブリッジを自転車で横断すること。
デルフィナからレンタサイクル屋さんがあるピア39周辺まで、これまた歩いて向かった。
向かう途中の坂道の傾斜が凄いのなんのって。
坂の上に住んでる人たちは毎日辛くないんやろか。
ストローラーとか押してる人おったんやけど、毎日辛くないんやろか。
お金持ちそうな家ばっかりやったから車移動が普通なんやろうけど、
車がひっくり返ったりせんのやろか。
サンフランシスコの坂は予想以上の坂やった。
1時間くらい歩いたところでレンタサイクル屋さんに到着。
どのタイプの自転車を借りようか悩んだけど、ポンヌフはシティバイクに子供乗せるやつにして私は電動自転車にした。
坂に怯えて電動自転車にしてしまった。というか、ポンヌフが電動自転車にしてくれた。
ふみころを乗せて(ギャン泣きによりお菓子で黙らせて)いざ出発!
天気が良くて気持ちいー。
ちなみに向かい風凄すぎて、シティバイクのポンヌフはめちゃ大変そうやった。
さっきまでギャン泣きしてたふみころさん、まさかの爆睡。
橋が近づいてきたよー。
きたよー。
いよいよだよー。
いざー!
橋の上は強風過ぎて大変やった。
自転車で渡るのに20分くらいかかったんやけど、歩いてる人もかなりおった。徒歩で渡りきるのにどれくらいかかるんやろか。
橋を渡ったら市内に船で帰る人が多いらしいねんけど、私たちはそのまま折り返した。
帰り道は追い風で行きより断然気持ちよかった。
楽しそうやなー。
初日に行ったアルカトラズもくっきり見えた。
無事自転車を返したところで時間はすでに17時過ぎ。
借りたのは14時半くらいやったから3時間もあれば十分やな。
一つ心残りなんは、電動自転車じゃないやつを借りればよかったかなと…。
電動自転車ほんまに楽すぎて達成感が足りんかった。
でもほんまに楽しかったし、いい経験できた!
翌日は最終日。
最後まで多分続く
サンフランシスコの話。part6
サンフランシスコ滞在3日目最初のプランはクラフィンを買いに行くこと。
クラフィンとはクロワッサンとマフィンのハイブリッドスイーツらしい。
クロナッツ同様、クラフィンも超人気スイーツみたいで早いうちに売り切れてしまうとかしまわないとか。
お店自体は8時オープンなんやけど、クラフィンは9時からの販売らしく日曜の8:30過ぎくらいに行ったらまさかの1番乗りだった。
でも私たちが並び始めてすぐに列ができ始めて、9時頃には結構な長さになってた。
クラフィン以外のパンも美味しそう。
無事にクラフィンをゲットできたから、早速、お店から1番近い大きな公園で食べることにした。
これがそのクラフィン(一口かじったバージョン)。
クリームの味付けは毎日変わるらしくて、この日はクリームにチョコレートとオレンジピールが入ってた。
ハイブリッドというかマフィンの形をしたクロワッサンやったけど、とても美味しかった。
周りについてるシュガーがポロポロポロポロ落ちてきて服がシュガーまみれになるけど、とても美味しかった。
クロナッツよりクラフィン派。
クラフィンに満足したあとは同じ公園でふみころを遊ばせようとしたけど、例によって動こうとしない。
どうしたんや、ふみころぉぉぉ!
諦めて次の目的地のフィルモアストリートへ向かった。
このストリートにショップがいっぱいあるんやけど、この日は日曜日、ほとんどの店が11時か12時オープンで私たちが行ったときはまだ閉まってた。
行ってないけどブルーバトルは開いてた&広かった。
ブラブラしたりボケーとしたりして時間を潰して次の目的地のピザ屋さんデルフィナへ。
ここも人気店っぽいから早めに行ったらまたまた1番乗りやった。
注文したのは生ハムピッツァ。
生地がクリスピーでめっちゃ美味しかった。
ペロリやった。
腹ごしらえしたあとは、この日のメインイベントへ!
多分続く
サンフランシスコの話。part5
今回は観光話じゃなくてサンフランシスコのトレジョの話。
サンフランシスコ滞在中、ふみころの食事は日本から持ってきてたレトルトの離乳食をメインにして、あとはホテルの近くにあるトレジョでバナナとかヨーグルトとかを買うことにしてた。
あと、アメリカン離乳食も。
いざサンフランシスコのトレジョで買い物をしてびっくり、ニューヨークのトレジョと色々違う。
まずヨーグルト。
ニューヨークで買ってたやつと同じパッケージのやつはなかったから似たようなオーガニックのプレーンヨーグルトを買ったんやけど、酸っぱすぎるしドロドロすぎるし全然美味しくなかった。
ちなみにニューヨークのやつは日本のプレーンヨーグルトみたいな感じで美味しい。
次にお酒。
ポンヌフがお酒を飲もうと瓶のやつ1本だけ買おうとしたらレジで1本だけの購入は不可やと言われたそうな。(6本パックで買わないとあかんらしい。)
ちなみにニューヨークのトレジョでは6本パックで売られてる商品の1本を取り出して、それだけ購入できる。
最後にレジ袋。
サンフランシスコではレジ袋が有料みたいで、ニューヨークでは無料のトレジョの紙袋も1枚10セントした。紙袋を二重にするところはニューヨークと一緒やから必然的に20セントはかかることになる。
ニューヨークでいつもエコバッグ使ってるのに、こんな時に限って見慣れたトレジョの紙袋を買う羽目になった。
そう言えば、ゴミの仕分けもサンフランシスコの方がしっかりしてる気がする。
カリフォルニア州はエコに力入れてるんやなー!