サンフランシスコの話。part2
サンフランシスコ滞在初日のこと。
大雨予報やったから雨の日のサンフランシスコ観光はどこが良いのかを調べたら、アルカトラズがヒットした。
アルカトラズは1963年まで使用されてた刑務所があった小島で、刑務所自体はザ・ロックと呼ばれていたそうな。
脱獄不可能の刑務所と言われていたそうな。
そんなアルカトラズを見ることができるツアーに参加してきた。
ツアーチケットは当日買えるものと思いきや、行く数日前にツアーのホームページ見たら土日の分は全時間分完売してた。
かなり人気のツアーらしい。
幸い私たちが行く金曜日の分はまだ残ってた。
なんでも当日チケット買うのは中々難しいらしいから、事前に購入しておいた方がいいみたい。
当日
大雨の中、ホテルからアルカトラズまでの船が出るピア33まで徒歩で移動した。
途中、スシリトーかスシブリトーか知らんけど寿司のブリトーを買った。
ピア33着いて、チェックインできる時間まで時間あったから雨宿りできる場所探して、買ったスシリトーかスシブリトーを食べた。
マグロのやつ。13ドル。
これが中々美味しかった。
2人で一つで十分な量。満足。
チェックインもできる時間なって列に並んで30分くらい待ったところで船到着。
船に乗り込んで20分くらいしたところでいよいよアルカトラズ到着。
嫌になるくらいの大雨の中、坂道を登ると刑務所内への入り口が。
ありがたいことに日本語の音声ガイドも用意されてて、そのガイドに沿って建物内を回った。
そのガイドの内容が面白くて分かりやすくてめっちゃよかった。
独房内はこんな感じ。
イメージしてたよりめっちゃ狭かった。畳でいうと2畳くらい。
ベッドが入るとこんな感じ。
ここに収容されていた人たち。
真ん中の通路はブロードウェイと呼ばれていたそうな。
収容初日はここを全裸で通らされたらしい。それを見て周りの独房に入ってる囚人たちがワーワーヒャーヒャー言ってたそうな。
「カットオフとは切断を意味します」
とサラッと説明された場所。
何を切断してたんやろか。ザワザワ
全く光の入らない独房もあったり、
面会する場所もあったり、
看守たちの制服。
2階のガンギャラリーと言われる通路で看守たちは鉄砲を持ちながら囚人たちの見張りをしていたそうな。
ちなみにガンギャラリーからはすべての独房を狙い撃ちできるようになってるらしい。
脱獄した囚人もいたようで、1年くらいかけてスプーンで穴を掘ってたんやて。
ベッドに寝ているように見せかけるように人形まで作っていたそうな。
脱獄後は溺れて死んだとか死んでないとか、真相は不明らしい。
アルカトラズからみたサンフランシスコ市内。
雨の方がアルカトラズは雰囲気出ると思ってたけど、ただただ雨が鬱陶しかった。
最後までアルカトラズのアメハヤマズやった。
ドラマとか映画みたいなことがほんまにここであったんやなーって、ものすごい興味深いツアーやった。
ギフトショップもあって結構ここで購入してる人多かった。
さあホテルに戻ろうと船を待ってる時からふみころが超不機嫌。
それもそのはず、ニューヨークだとふみころが寝ててもおかしくない時間帯。
いつもより遅い時間にお昼寝したけど、長旅でふみころも疲れてたみたい。
私たちも疲れてたし雨やし帰りはバスに乗って帰ってたら途中でふみころの限界がきてギャン泣き。
立って抱っこでいくらあやしてもギャン泣き。
こんなにも周りの視線が突き刺さったことはなかった。
近くにいた若い男の人がテッシュくれた。
焦りすぎてふみころの顔が鼻水と涙だらけやったことに気が向いていなかった。
最終手段のおやつをあげて何とかホテルの近くのバス停まで乗り続けることができた。
泣き止まんからその時はふみころにイライラしてしまったけど、そもそもふみころを連れ回してしんどい思いをさせたのは私たちのせいやったのにと後々反省した。
この日はふみころの寝かしつけにもだいぶ手こずった。
疲れすぎて夜8時には全員就寝した。
多分続く。